皆様のお陰で70年 感謝をこめて授業しています。小学生、中学生、高校生、社会人大歓迎!算数・数学を大好きになりたい方に優しく教えています。詳しくはお電話・メールでお問合せ下さい!
4月 25日
なぜ勉強が止まってしまって、進まないのか
というテーマでお送りします。
勉強をしないというよりも、
まったくブレーキがかかってしまって、
一切進まない状態になっている生徒がいる。
手を変え品を変え、いろいろな手を打ってはみるけれど、
結果ははかばかしくない。
この現象が起こる理由を単にやる気がないせいだ決めつけるのではなく、
何か不都合なことがあるから、
自分で、自分の勉強にブレーキをかけているのでないかいう仮説を
立てたらどうだろうか。
結論から言えば、
この状態は、思考に支配されている状態と言える。
思考とは何か。
落ちたらどうしよう。
勉強しても合格しなかったらどうしよう。
それだったら、勉強することは無駄じゃないか。
勉強を一生懸命しても合格しなかったら、恥ずかしい。
勉強しないで合格しないなら、
勉強しなかったから不合格だったと言い訳できるけれど、
勉強して合格しなかったら、
単に自分が馬鹿だということを証明しているだけだから、
それなら、
初めから勉強しないほうがいい。
合格しなかったら、友だちから見捨てられる。
合格しなかったら、親に見捨てられる。
見捨てられたら、
自分が無能であることが証明されてしまったら、
もう生きていくことができない。
無能な私は、どうやって生きて行ったらいいのだろう。
こうやって勉強しない日々が過ぎていく。
試験はどんどん近づいてくる。
ますます、勉強が手につかない。
どうしよう、どうしようと、言っている間に、もっと試験が近づいてくる。
落ちたらどうしよう。
落ちたら恥ずかしい。
落ちたら無様だ。
落ちたら、すべての人に見捨てられる。
こうやって永遠に思考が連続し、拡大、拡散していく。
思考に自分が支配されている!
思考は自分自身の道具に過ぎないのに、
思考に支配されてしまっている。
思考は、あなた自身ではなく、
あなた自身の道具なのだ。
そう思うことで、自分自身の道具として、思考を使いこなすことができる。
絶対合格!
再生時間は6分です。ぜひ聴いてみて下さい。
4月 18日
楽をしようとするな。上手くいくものも上手くいかなくなるから。
というテーマでお送りします。
勉強が上手くいかない人、
どこかで楽をしようとしていないだろうか。
自分に問いかけてみて欲しい。
どうだろうか。
文字を雑に書く。
式変形を省略する。
公式を確認しないで、あやふやなまま使い続ける。
図形にかかわる問題では、図を自分の手でノートに書かないで、
問題文にある図に書き込む。
逆にできる人は、
文字が明瞭で、計算を後で確認することができる。
式変形を省略しない。
公式を使っていて、少しでも不明なところがあれば、確認し、
その際、導出も試みる。
図は必ず自分の手でノートに書く。図を書きながら、
使える条件、定理を思い出して、図に記入できるものは、記入していく。
式変形を省略しないことで、思考力が増していく。
式の扱いに熟達してくる。
初歩の段階で、式変形を省略する生徒は、
式が複雑になると途端に不正確な式変形を平気で行う。
思考力が養われていないからだ。
丁寧に丁寧に、慎重に慎重に、と常に言い聞かせて
勉強をする習慣を初学の頃から養う必要がある。
物事を習得するには時間がかかる。
この当たり前のことを受け入れなくては、
学力を上げ、志望校に合格することはできない。
だから、焦ってはだめだ。
ではなぜ、焦るか。
どこかで、手を抜いて、楽をしようとしていたツケが回っているだけだ
ということをいつまでたっても受け入れて、改めないから。
1. 手を抜く。
2. なかなか力がつかない。
3. 焦る。
この循環を繰り返して、焦りと不安のブラックホールに吸い込まれてしまう。
そもそもなぜこんな状況に陥ったかと言えば、
手抜きを繰り返し、おかしいと思っても、
そのことを反省することもなく、
ずっと、手抜きしてもなんとかなるとごまかし続けて、
その結果、全く力がつかなかったということに過ぎない。
手抜きしては絶対だめだと、自分で気づかないといけない。
そして、丁寧に丁寧に、向き合っていく。
学力を身に着けたいなら、
志望校に合格したいなら、
是非、自分の中のいい加減さを許容する部分を切り捨てる覚悟を持ってほしい。
これが、教育の本質と言ってもいい。
自己教育の本質と言ってもいい。
受験勉強の本質と言ってもいい。
いい加減でいい。
大体でいい。
それじゃだめなんだ!
こういう考え方は、自己破壊行為だと、できるだけ早く知って、
自己破壊行為を一瞬でも早く止めるのだ。
自分の人生を自分で創造して行くのだ。
絶対合格!
再生時間は9分です。ぜひ聴いてみて下さい。
4月 11日
英語に戸惑っている君へ
というテーマでお送りします。
英語は日本語とは全く違う。
戸惑うのは当然。
その戸惑いをいつまでも持っているせいで、英語学習に
遅れをとってしまうことも、致し方ない。
そうはいっても何とかしなくてはならない。
何をどうやればいいだろうか。
まず、橋頭保を作ろう。
授業がある人なら、
次回の授業で扱う予定の部分を音読できるようにしていく。
音声が配られていると思うのでそれを聴きながら、何度も音読してみる。
次回の授業内容の音読だけはできるようにする。
そして、授業に臨む。
授業の理解度が飛躍的に上がっていることに気づくだろう。
やることを限定していくこと。
あれもこれもやろうとはしないこと。
発音は少しできるけれど、意味や文法はわからない、という状態でもいい。
とにかく、ある程度、正確に、流暢にテキストの
該当部分が音読できるよう何度も練習して授業に参加する。
これを毎回の授業の準備として必ずやる。
ある程度の正確な発音で満足し、決して完全を求めない。
これも大切なポイントだ。
1. やることを限定する。少ないことに集中して、繰り返す。
2. 完全主義を排する。
これを基本にしてほしい。
音読ができるようにして授業に臨むことを続けていくうちに、
自然にそれ以上のこともできるようになる。
例えば、わからない単語は辞書で調べることもできるようになっていく。
また、最初は意味だけに注目していたのが、
品詞や文型などにも注意が向くようになっていく。
単語の意味だけに注目していただけでは、
文意を正しく確定することすらできないからだ。
そこに問題意識が芽生え、学習が深くなっていく。
そうやって段々に英語ができるようになっていく。
成果をすぐに出したいという気持ちはわかるが、
それは無理なことを受けいれて、徐々に自分を成長させるつもりで、
できることを増やしていってほしい。
まとめると、
1. やるべきことを限定する
2. 完全主義を排する
3. 成果を短兵急に求めない
この3つを心がけて欲しい。
浪人生など、できるだけ短時間で成果を出したい、
出さなくてはならないという人もいるだろう。
そういう人でも、この3つの基本は守って欲しい。
その上で、具体的なアドバイスをすると、
単語集を一冊選んで、
それを覚え切って欲しい。
どうやって覚えたらいいかとよく聞かれる。
「書く、音読、見る」を繰り返すこと。
ディクテーションも有効だ。
リスニング対策にもなる。
まず、単語集を一冊完全に覚え切って欲しい。
そうすれば、次にやるべきことは自然に見えてくる。
絶対合格!
再生時間は7分です。ぜひ聴いてみて下さい。
10月 6日
いつもブログ・音声のご視聴をありがとうございます。
現在週2回の配信を、今週より 毎週金曜日午後3時配信 とさせていただきます。
真の教育を目指して、さらに濃く、深い内容をお届け致します。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
お子様の塾の入退室をメールでお知らせします。
詳しくは「安心でんしょばと」のページをご覧下さい
一人でも多くの方に、
算数・数学を大好きになってほしい。
算数・数学をできるようになって欲しい。
私の思いはそれだけです。
成績を上げたい。どうしても希望の学校に合格したい。
私の喜びは、そういう生徒・児童の皆さんの手助けをすることです。
その生徒・児童の皆さんが、
「先生、数学大好き!」 と目を輝かせて言ってくれたら……。
今日も塾を開いています。
まずお話したい3つのこと
鴨下算数数学塾では、随時、個別入塾説明会を開催しております。
何をおいてもまず最初にしなくてはならないことは、お子様の現状を正確に知ることです。
その上で、ご両親様やお子様のお話を伺い、「何をしたらいいか」進むべき最良最善の道を一緒に考えて参りましょう。
お気軽にご連絡下さい。
入塾を希望される方へ
毎週日曜に随時開催しております。
電話又はメールにてご連絡ください。
ポッドキャスト(音声配信)「大好きが天才を生む」 は、
毎週金曜日の午後3時に更新します。